営団500形 東京へ里帰り 大黒埠頭到着

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横浜港大黒埠頭に並ぶ、白いカバーに覆われた営団地下鉄500形。アルゼンチンのZarate港から2ヶ月強をかけて、2016年7月11日に20年ぶりに日本の地へ降り立った。

以下、2016年7月16日撮影
車体は完全にカバーで覆われており、これだけでは一体何の車両かは一見分からない。屋根肩の車外スピーカーの部分が突起になっている。
車両の先頭部分。
カバーをよく見ると、車両番号及び車両の向きがマジックで記されている。
車体を側面から見る。
集電靴が付いた、500形のFS309台車が見える。
床下機器。一部は落書きされている。
車両番号が書かれた部分のみシートの一部が切り取られていた。僅かながら赤い車体と、Metrovias独特の車両番号表記が見えて、本当に帰ってきたのだと実感した。
734号車の外観。
734号車の車両番号表記。営団地下鉄時代の書体のままである。
752号車の先頭部。シートの一部が破れ、風が吹くと前面の貫通扉と「L. N. ALEM」(Leandro N. Alem)と書かれた行先表示が見えた。
4両は大黒埠頭で中野車両基地への搬送の時を静かに待っていた。

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