香港鐵路
軽鐵
駅設備・保安設備
地上設備

ここでは軽鐵の駅の基本設備及び信号やポイント制御といった保安装置等を紹介する。

一般的な軽鐵の駅の外観。屋内の駅を除いて、駅の屋根は朱色、柱は緑で統一されている。
全ての途中駅のホームに設置されている液晶式案内表示機。系統別に次の列車の行先・両数(絵で表示)・列車到着までの残り時間が表示される。
ホームに設置されている自動券売機。運賃は普通乗車券の場合、6つのゾーン制で計算される(オクトパスを使用の場合は対距離区間制)。信用乗車方式のため、切符は基本的に回収されない。
同じくホームに設置されているオクトパスのチャージ専用機。
オクトパスの読み取り機。乗客の大半は割引制度のあるオクトパスを使用する。上が入場用、下が出場用読み取り機。入場用はオレンジ、出場用は緑と色分けされている。
各ホームには原則として2つの駅名票が掲げられている。ホーム前方側の駅名票には駅名と、その停留所を通る系統が記されている。
ホーム後方側の駅名票には、駅名とホームの番線(省略されているものもある)が記されている。
軽鐵の軌道信号。「∧」が進行、「T」が停止を示す。
軽鐵に数多くあるデルタ線(三角線)。

上写真:大興北・新圍・石排 間
中写真:塘坊村・洪水橋・坑尾村 間
下写真:澤豊・蔡意橋・銀圍 間
ポイントの手前に設置されている、列車進路表示機。
ポイント操作受信機。ポイントは運転士がポイントの開通する方向を運転台のレバーを操作することによって指示し、この受信機の上を15km/h以下で通過すると、車両側の発信機(車上子)から発信された情報に従いポイントが作動する。
軽鐵専用区域(専用軌道)を示す標識。道路との境界線付近等に掲げられている。

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