平壌市無軌道電車(トロリーバス) 西平壌-平壌駅線(2号線)

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西平壌-平壌駅線(または「西平壌-平壌駅無軌道電車」)は、西平壌(ソピョンヤン)〜平壌駅(ピョンヤンニョッ)間7.4kmを結ぶ路線である。路線番号は2。

主な経由地は、西平壌駅、上新通り、仁興通り、牡丹峰通り、烽火通り、柳京ホテル、新院通り、普通門、千里馬通り、西城通り、平壌駅。西平壌から東城洞/西蒼停留所までは、火力-西平壌線と同一のルートであり、架線を共有している。


(路線図:管理人制作)

牡丹峰通りを行く、西平壌行きの千里馬-316型。
烽火通りを行く、西平壌行きの千里馬72型。1972年5月12日に金日成主席が視察した記念すべき車両として、当路線で動態保存車的な扱いで運行されている。現存する千里馬72型はこの200号車のみ。
柳京ホテル前で烽火通りから新院通りへと曲がる。柳京ホテルは高さ330m、105階建てで、2008年より再開された建設工事で全面ガラス張りになった。ガイドさんによると、まずは30階以下の先行開業を目指しているが、制裁の影響で遅れているとのことであった。2018年からは夜間に全面ライトアップも行われている。
新院通りから見た柳京ホテル。
2014年時点の柳京ホテル。この時点ではエントランス前に工事用の壁があった(上写真(2018年8月撮影)では工事が進み、撤去されている)。
新院通りの先に見える普通門。
普通門の前を行く。
普通門停留所(写真右手前)と千里馬通り。
千里馬通りを行く平壌駅行きの千里馬-091型。
千里馬通りの分岐を右折して、西城通りへと向かう。直進は火力方面。写真左側の車両は火力-西平壌線。
西城通りを行く。ここから約1.2kmは軌道電車1号線と並行。
平川橋をくぐる千里馬-316型。写真右奥に見えるのは軌道電車1号線。
同地点を行く千里馬-091型。上写真は2018年、下写真は2014年撮影で、上に架かる平川橋が塗装されたのが分かる。
平壌駅停留所付近を行く。写真奥が平壌駅前の広場。
平壌駅の降車専用停留所に到着した千里馬-091型。
平壌駅停留所に縦列で停車する。
平壌駅前の広場を周回して折り返す。左背後の建物が平壌駅の駅舎。
軌道電車とともに平壌駅前の駅前広場を周回する。
愛嬌あるモノコックボディの丸みのあるデザインが特徴の千里馬70型。1970年製。
2011年より製造された千里馬-091型も多く活躍している。
別塗装の千里馬-091型。写真右奥には平壌駅-蓮池洞線のトロリーバスの姿も確認できる。両路線の架線は繋がっていない。
駅前広場を周回して平壌駅停留所(乗車用停留所)に到着した、折り返し西平壌行き。
貸切車両より撮影。平壌市無軌道電車(トロリーバス)の現役車両でも歴史のある千里馬72型200号車(1972年製)で運転。
烽火通り、柳京ホテル前、新院通り、普通門、千里馬通り、西城通りを経由して平壌駅に至る。
現地のガイドさん(案内員同志)による日本語の解説も聞くことが出来る。運転は金日成主席を乗せて運転したこともある、栄誉ある運転士さんに担当して頂いた。

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