平壌地下鉄

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金日成主席の凱旋演説像がホームに鎮座する千里馬線凱旋駅。

平壌地下鉄は、朝鮮半島初の地下鉄として1973年に開通した。現在、千里馬線(チョルリマソン)と革新線(ヒョクシンソン)の2路線22.5kmが営業運転されている。運賃は5ウォン均一である。

ソ連及び中国の技術支援によって1968年より建設工事が始まった。ソ連の設計思想を色濃く反映しており、社会主義リアリズムの様式に沿った豪華な駅の装飾、地下深くに位置するホーム、地上から大深度地下まで一直線で結ぶ長いエスカレーター、電化方式(直流825V電化)はロシアや旧ソ連圏(東側諸国)の地下鉄でも見られる共通の特徴である。

駅名は北朝鮮の革命思想に基づいているが、付近の地名や通りの名前等と関連している駅名も少なくない。ただ、その地名や通りの名前も革命思想にちなんで命名されている。

外国人が通常乗車できる区間は、千里馬線の復興(プフン)〜凱旋(ケソン)間(5駅間)に限られている。

北朝鮮では、地下鉄は「地下鉄道(チハチョルト)」もしくは「地下(チハ)」と呼ばれている(韓国の場合は「地下鉄(チハチョル)」である)。

(路線図:管理人制作)

千里馬線
革新線

普通乗車券(表/裏)
紙(非磁気式)の乗車券である。表面に書かれている文字は「地下鉄道車票」「地下鉄道収入審査所」。
このほかに、ICカード乗車券(定期券?)も存在する。
平壌地下鉄道公式パンフレット
復興駅や栄光駅等で3ユーロまたは30人民元で販売されている。千里馬線・革新線の各駅のホームや装飾の写真、建設工事の様子、地下鉄の車両基地の写真等を掲載。
全42ページ。2004年朝鮮畫報社発行。
写真の朝鮮語版以外にも、英語版・日本語版・中国版・ロシア語版・フランス語版等が存在する。
平壌地下鉄のシンボルマーク
ハングル(チョソングル)の「地」の文字と、その下に地下への矢印をあしらったマーク。各駅の入口や駅舎に掲げられている。
切符売り場(栄光駅)
地下1階の改札前にあり、有人で対応している(自動改札機は存在しない)。窓口はスモークガラスで、購入する際に係員に枚数を告げる。
切符売り場(復興駅)
駅舎内の1階にある。
自動改札機
ICカード乗車券のみ対応している。
運賃は均一制のため、入口側には改札機があるが出口側には改札機はない。
自動改札機ICカードリーダー
ICカード乗車券運用開始前は自動改札機にトークンや硬貨を投入したり、磁気式乗車券をスキャンする部分があった模様。
トークンや磁気式乗車券の使用中止に伴い、その部分をICカードリーダーに換装したようである。
改札口の様子(栄光駅)
ICカード乗車券の客は自動改札機にICカードをタッチする。普通の乗車券・回数券・外国人観光客は左脇の有人通路を通る。
総合案内板
目的地の駅を押すと、目的地までの経路が点灯する(乗換え駅は点滅)。各駅に設置。
LED式総合案内装置
地下鉄利用の際の注意点などをスライド表示する。各駅に設置。

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