平壌〜北京間国際列車定州→新義州

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(路線図:管理人制作)

定州(チョンジュ)駅発車。留置線に止まる貨車の向こうに、駅舎が見える。
定州駅を発車して進行方向右側へ平北線の線路が分岐する。
定州付近の沿線。白い壁の一軒家が連なる。定州駅は街の南端に位置する。
郭山(クァクサン)の街並み。色鮮やかなアパートが見える。
踏切を通過。遮断棒付きのすべての踏切には踏切警手が常駐している。
郭山(クァクサン)駅。駅名標に書かれている駅所在地は平安北道郭山郡である。
川を渡る。隣には複線時代の橋脚が残されている。

郭山〜路下にて
路下(ロハ)駅。
農村地帯にもスローガンの立て看板を所々目にする。
写真は「心臓をささげよう母なる祖国へ!」のスローガン。
平義線と平行する国道1号線にて併走するトラック。トラックに「消火器」の文字が見えることから日本の中古車と思われる。
通路の折り畳み座席に腰かけて、思い思いの時間を過ごす。

タチム30型一般寝台車(中国国鉄YW25G型ベース)にて
宣川(ソンチョン)駅を時速60km/h程で通過。向かい側には事業用車が留置されている。
宣川駅の街並み。眼下を牛車が行き交っていた。
晴江(チョンガン)駅に停車する赤旗2015号機。車体側面には「定州少年号」と書かれている。片側の先頭にのみ運転台を持つ独特な形状。
晴江駅の駅名標。奥にはタンク車。
晴江駅の駅舎。当駅は新義州・北京方面行きの国際列車(51列車)は停車する(平壌行きの52列車は通過)。
晴江駅を発車して暫くすると、丘に建つ小さな集落が見えてきた。手前の道路は国道1号線。
東林(トンリム)駅通過。構内の留置線には貨車や機関車が留置されている。
塩州(ヨムジュ)駅。旅客列車と離合する。
塩州駅の駅名標と荷物車。
塩州駅のホームに止まる、新義州発平壌行きの列車。
2基のパンタグラフとモーターを備えた動力客車(客車型動力車)。客車編成の中央に挟んで運行される。
龍州(リョンジュ)駅。駅舎の中央の肖像画は、平義線の多くの駅が金日成主席・金正日総書記の「太陽像」(壮年時代の笑顔の肖像画)に更新されているのに対し、この駅は従来通り若い頃の金日成主席の肖像画(単独)のままである。
龍州駅を過ぎたころ、車内では「朝鮮民主主義人民共和国入/出国手続票」(出入国カード)と税関申告書が配布される。この2つの書類を新義州駅到着までに記入する必要がある。
観光ビザ(朝鮮民主主義人民共和国観光証)。新義州駅での出国手続き時に回収される。
ポヒャン〜南新義州(ナムシニジュ)間は、中・高層のマンションやビルが沿線に建ち並ぶ。
南新義州駅手前(南側)で、白馬線の線路が進行方向右側より合流してくる。
南新義州駅先(北側)で徳線の線路と分岐する。
小川で自転車を使って運動(?)をする子供たち。
平義線の終点、新義州(シニジュ)の街が見えてきた。背後の超高層マンション群は中国の丹東。
新義州市の市街地に入る。
中国の丹東と鴨緑江を挟んで向かい合う新義州市。線路付近には中・高層のマンションやビルが建つが、街の規模の割には高い建物は少ない。
新義州駅の構内に入線。
新義州駅の構内に停車中の強行軍(カンヘングン)型399号機。強行軍型は、元ディーゼル機関車を電気機関車に改造した車両である。
新義州駅の駅構内。丹東・北京行きの国際列車はホームから外れた位置に停車する(新義州駅で車両の外に出ることは出来ない)。写真左奥に駅舎がある。
平壌〜新義州 間225.1kmを結ぶ平義線の全区間の車窓(側面展望)。平義線の大半の区間は単線で、駅では行き違う列車が待機している姿も確認できる。2004年4月22日の龍川駅列車爆発事故で壊滅的な被害を受けた龍川駅や龍川の街は建物が再建されて復興している(1:53:00前後)。

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