KRL JABODETABEK元 JR東日本205系

夕日を浴びて輝く元 JR東日本205系ハエ12編成。

205系は首都圏・京阪神向けに1985年〜1994年に1,461両が製造された車両である。うち、国鉄時代に368両、国鉄分割民営化後にJR東日本で1,073両、JR西日本で20両が製造された。製造メーカーは東急車輛、川崎重工、日本車両、日立製作所、近畿車輛及びJR大船工場。車両寸法は長さ20,000mm×幅2,800mm×高さ4,086mm。最高速度は100km/h(一部は110km/h)。車体はステンレス製。

JR東日本所属の車両は後継車両の導入に伴い、廃車及び他線区への転属等が進んでいる。このうち、2013年〜2014年(2013年度)には埼京線より180両が、2014年には横浜線より176両がKRL JABODETABEKに譲渡された。2015年にも南武線より120両の譲渡が予定されている。譲渡された編成は以下の通り。
・埼京線:ハエ1・4・7・11〜15・18・20・22〜26・30〜32編成(10両編成18本)
・横浜線:H1・2・4・6〜9・11〜15・17〜19・21〜25・27・28編成(8両編成22本)

KRL JABODETABEK譲渡車両は、現地到着後にステップ・投石避け金網等の設置や帯色・社紋の変更等が行われた(スカートは従来車のように新規製作ではなく、元々設置されていたものを継続使用)。元埼京線の編成はKRL JABODETABEK初の10両編成として使用し、営業運転開始に先駆けてJakarta Kota駅及びボゴール線(南線)の各駅(Manggarai〜Bogor)のホームの延長工事が実施された。また、埼京線・横浜線からの編成の大半に連結されている6扉車も使用され、当地の混雑緩和に役立っている(ラッシュ時の座席収納は行われていない)。
205系譲渡と併せてJR東日本より技術者が短期派遣され、車両保守に関する技術支援も行われた。

2014年3月5日より、KRL JABODETABEKで営業運転を開始した。

関連ページ:「【鉄道模型】KRL JABODETABEK−元 JR東日本205系」

編成 Tc M M' M M' M M' T' T' Tc'
形式 クハ205 モハ205 モハ204 モハ205 モハ204 モハ205 モハ204 サハ204 サハ204 クハ204
編成 Tc M M' T M M' T M M' Tc'
形式 クハ205 モハ205 モハ204 サハ205 モハ205 モハ204 サハ205 モハ205 モハ204 クハ204
編成 Tc M M' M M' M M' Tc'
形式 クハ205 モハ205 モハ204 モハ205 モハ204 モハ205 モハ204 クハ204
編成 Tc M M' T M M' T' Tc'
形式 クハ205 モハ205 モハ204 サハ205 モハ205 モハ204 サハ204 クハ204
編成 Tc M M' T M M' T Tc'
形式 クハ205 モハ205 モハ204 サハ205 モハ205 モハ204 サハ205 クハ204
※編成表準備中

※「外観(元 横浜線編成)」、「往年の記録」は現在公開準備中

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