釜山地下鉄3号線

釜山地下鉄3号線は水営(スヨン)〜大渚(テジョ)間17駅18.3kmを結ぶ路線である。2005年11月28日に現営業区間が開通した。全区間複線(右側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,435mm(標準軌)。ワンマン・ATO運転を実施している。車両基地は大渚車両事業所。韓国で初めて全駅にホームドア(スクリーンドア)が設置された(開業時より設置)。
使用車両は3000系。全車両がロテム製で、2004年〜2005年に2M2T(Tc-M-M-Tc)の4両編成20本(80両)が製造された。車両は光州地下鉄1000系をベースにしたアルミ車両(ダブルスキン構体)。車体長17,500mm(連結面間18,000mm)、車幅2,750mm。加速度は3.0km/h/sで、設計最高速度は100km/h(営業最高速度は80km/h)。車両形式は大渚寄りから3000形(TC1)-3100形(M1)-3400形(M1)-3500形(TC2)の順で、下2桁が編成番号を示す(第1編成ならば3001-3101-3401-3501となる)。
現在全列車が4両編成で運転されているが、各駅のホームは6両編成分の有効長があり、車両も6両編成化に対応している(3200形(T)-3300形(M2)を3100形と3400形の間に連結して3M3Tとする計画 http://www.subway.busan.kr/korea/02/03_02.php参照)。
現在、美南駅から分岐する3号線支線(盤松(パンソン)線)を建設中。支線は新交通システム(AGT)方式となる予定。

(路線図:管理人制作)

釜山地下鉄3号線3000系。2M2Tの4両編成でIGBT-VVVF制御である。車体はアルミ製。

江西区庁〜亀浦にて
洛東江(ナットンガン)にかかる亀浦大橋(クポテギョ)を渡る釜山地下鉄3号線。

江西区庁〜亀浦にて
亀浦(クポ)駅の徳川(トッチョン)方手前から地上区間に出る。写真奥が亀浦駅。

徳川〜亀浦にて
全面ガラス張りの駅舎が特徴の亀浦駅を発車する、大渚行きの列車。
亀浦駅の2階コンコース(改札外)には洛東江を一望できる展望デッキが設けられている。望遠鏡も設置(利用無料)。
亀浦駅の展望デッキより撮影した、亀浦大橋を渡る3000系。
江西区庁(カンソクチョン)駅付近では建物よりもかなり高いところを走る。

江西区庁〜亀浦にて
終点の大渚付近は田園風景の中を行く。

大渚車両事業所〜大渚にて
3000系の車内の様子。LCD(液晶ディスプレイ)式車内案内表示機が1両あたり2箇所8台が設置され、次駅案内・乗換案内・行先案内などを表示している。車内は製造時から不燃仕様。網棚は省略されている。
LCD式車内案内表示機。左側のディスプレイは広告等を、右側では次駅案内・乗換案内・行先案内等をアニメーションで表示する。
開業当初は地下鉄3号線開通を祝う表示もされた(左)(「慶祝 釜山地下鉄3号線開通!」と表示している)。
車椅子スペース。側扉は外釣り式。
開業当初は先頭車乗務員室仕切り窓から前面展望が可能であった。現在は乗務員室仕切り扉にステッカーが貼られたため不可能。
運転台の様子。速度計の青いLED目盛は現在速度、赤いLED目盛はATC信号の速度を示す。
地下鉄3号線は韓国で初めて全駅にホームドア(スクリーンドア)が採用された。

大渚にて
ホーム端には後方確認用のミラー(駅によってはモニターも併設)が設置されている。

釜山地下鉄3000系走行音(江西区庁→亀浦)IGBT-VVVF制御で、制御装置はロテム製。
Tc-M-M-Tc(2M2T)の4両編成。
ドアエンジンは電気スクリュー軸駆動式。乗換駅や主要駅では韓国語と英語のほかに日本語と中国語(北京語)の自動放送が入る。
釜山地下鉄3000系走行音(亀浦→徳川)
釜山地下鉄3000系走行音(望美→水営)終着駅到着時はクラシック(ショパンの「夜想曲第2番変ホ長調作品9-2」)のBGMが流れる(BGMは路線ごとに異なる)。
釜山地下鉄3号線 大渚行き列車接近放送
(韓・英・日・中4ヶ国語放送)
2007年より釜山地下鉄全駅の自動放送が韓国語・英語・日本語・中国語(北京語)の4ヶ国語放送になった。
釜山地下鉄3号線 水営行き列車接近放送
(韓・英・日・中4ヶ国語放送)
釜山地下鉄3000系駅入線動画(大渚にて)全駅にホームドアが設置されている。

関連ページ:釜山地下鉄3号線萬徳駅(地下65m−韓国一の大深度地下駅)

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