釜山都市鉄道安平基地簡易乗降場

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釜山都市鉄道4号線の列車内の路線図。安平基地簡易乗降場は一切記されていないが、終点の安平(アンピョン)駅の先に位置する。なお、早朝・深夜等を除いて、原則すべての安平行きの列車は実際は安平基地簡易乗降場まで運行される(各駅や車内では「安平行き」とだけ案内される)。
安平駅発車直後の車内。一般客は全員安平駅で下車した。安平駅では車内清掃員が乗車してくるが、その際に安平「基地」まで行きたいと韓国語で告げる必要がある。
また、安平基地簡易乗降場の乗降口は後ろの2両分しかないため、前に乗車している場合は後ろに移動するよう促される(安平駅発車後の自動放送でも案内がある)。
安平駅発車。ここから「隠された終点」へ向けての前面展望を楽しむ。安平〜安平基地簡易乗降場の駅間距離は約0.5km。
緩い左カーブを通過すると、前方に安平基地簡易乗降場が見えてきた。車両基地は山奥にあり、近くに集落はない。
安平基地簡易乗降場の外観。2面3線だが、うち乗降が出来るのは1面2線のみ(左端の1線は乗降不可)。
安平基地簡易乗降場に到着。その先には安平車両基地の留置線が広がっている。入庫列車以外は数分間の停車後、再び安平駅・美南駅方面へ折り返していく。
安平基地簡易乗降場到着時にはすべてのドアが開くが、実際に乗降できるのは後方の2ヶ所のみ。その他の乗降口の前には柵があり、最も後ろの車両に移動して降りてくださいと書かれた看板が掲げられている。
安平基地簡易乗降場のホームの様子。業務用らしく、ホームは非常に簡素な構造であるが、ホームドア(スクリーンドア)は完備している。乗降口は2ヶ所分しかない。その先には自動改札機も設けられている(安平駅で乗降したものとして取り扱われる)。
なお、ホームに駅名標は全くなく、「安平基地簡易乗降場」という駅名もどこにも明記されていない。当サイトでは列車内の自動放送で「安平基地簡易乗降場」の呼称が使用されているためそれに則っているが、他のサイトによっては「安平基地簡易駅」、「安平基地乗降場」等の表記も見られる。
上写真の反対側。「案内」と書かれた受付があり、職員が待機している。一般客が来た場合は職員が案内してくれて、パスポート・住民登録証・運転免許証・学生証のいずれかを職員に提出し、代わりに入館証(訪問証)を受け取る。

日本人が当駅に来るのは相当珍しかったのか(確かにこんな物好きは滅多に来ないでしょう)、帰りの列車を待っている際は職員に「どんな仕事をしているのですか?エンジニアですか?」、「この路線の車両やシステムには日本のメーカーの技術も多く使われていますよ。えっと、何というメーカーだったかな〜?」等と話しかけれ、会話に花が咲いた。
ホームドアは釜山都市鉄道の他の駅がすべてフルスクリーンタイプ(PSD)であるのに対し、当駅だけは可動式ホーム柵(APG)を採用している。新交通システム(AGT)規格の路線の駅で可動式ホーム柵を使用しているのは、日本・韓国内のみならず、世界的に見ても稀である(簡易乗降場ならでは)。
通常列車が発着するホーム(中央のホーム)のホームドアには、「乗り場 東莱・美南」(方面)と書かれた案内表記がある。
反対側のホームのホームドアの案内表記には「搭乗禁止。ここに停車する列車は基地に入庫するため、反対側の列車をご利用ください。」と書かれていることから、入庫列車の降車専用ホームとして使用されているようである。
ホームドアの製造銘板。韓国のGMTECH製で、2011年製作。
ホーム端から、安平基地簡易乗降場に入線する列車を撮影。4号線の車両が地平を走る区間は安平車両基地の敷地内のみである。
安平基地簡易乗降場に停車中の列車。
発車待ちの列車の車内。職員の方が数名乗車されていた。
受付でパスポートと引き換えに「訪問」と書かれた入館証を受け取る。駅から出場した後は再度戻ってくるまで、首からかけておく必要がある。
自動改札機。2台設置されている。当駅までの乗車券(安平駅まで有効のもの)や一日乗車券を投入するか、ICカードをかざして出場する。
改札出場後にホーム側を見る。自動券売機も置かれている。
跨線橋を渡って外に出る。
跨線橋からは安平車両基地を一望できる。
跨線橋の様子。
外国人がまず来ないであろう簡易乗降場でも、案内表記はすべて釜山都市鉄道標準の韓国語・英語・日本語・中国語の4ヶ国語表記である。釜山交通公社の日本語ページに「軽電鉄広報館」紹介のページがあるので、外国人(日本人)訪問も意識しているのかもしれない。

※ところで、公式サイトの上記ページ中に「YouTubeで検索すると'美南-安平の全区間HD映像'も出ている」との表記があるが、それは私がアップしているこの動画のことだろうか?(笑)
そして、同ページの下には「安平駅までの都市鉄道の旅を広報館で締めるのもいい。都市鉄道の発展史も展示されているので、都市鉄道ファンにはもってこい。」のフレーズも(!)
跨線橋より、安平基地簡易乗降場に入線してくる列車を眺める。
出口の案内に従って跨線橋を降りる。
丁度、安平車両基地から出庫する列車が接近。
跨線橋の階段から見た、安平基地簡易乗降場の様子(写真右奥が安平駅方面)。
安平基地簡易乗降場を車両基地敷地内から見る。
「歓迎します!」と書かれた車両基地内の詰所。案内に従って、車両基地の奥へと進み、「軽電鉄広報館」へと向かう。
2駅間の前面展望。1駅目の安平駅までが一般営業区間で、その先の安平〜安平基地簡易乗降場間は関係者の他、安平車両基地(軽電鉄広報館・安平ヒューメトロテーマ公園)に用事がある客も特別に乗車できる。この区間は路線図にも記されておらず、安平駅で清掃職員に基地に用事がある旨、伝えなければならない。
安平基地簡易乗降場は後ろ2両の2ヶ所のドアのみ開閉するため、前の車両の客は到着時に後ろに移動する必要がある(到着前の自動放送で、その旨の案内が流れる)。 韓国の軽電鉄での「簡易駅」は、この安平基地簡易乗降場が唯一。

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簡易乗降場であるもののホームドアを完備している。ただ、他の駅がフルスクリーンタイプ(PSD)を完備しているのに対し、当駅は可動式ホーム柵タイプ(APG)である。
列車は6両編成だが、乗降できるのは2ヶ所のみ(車両側はすべてのドアが開閉するが、その他の場所はホーム側に柵があるため乗降不可)。

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2駅間の前面展望。車両基地内に設けられた簡易乗降場から発車する。安平基地簡易乗降場〜安平駅間は非営業区間(但し安平車両基地に用事がある客のみ利用可)で、一般の乗客は1駅目の安平駅から乗車してくる。

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