韓国鉄道公社所属車両新塗装化

2005年後期より、韓国鉄道公社所属の通勤型車両全形式(1000系・2000系・3000系・5000系)の新塗装化が開始された(新製時より新塗装の盆唐線2000系トングリ・5000系トングリの一部を除く)。新塗装はラインカラーを強調したもので、下半分を韓国鉄道公社のコーポレーションカラーの青、上半分を路線別のカラーにしたものである(先頭部の塗りわけは逆)。これまでは新製車にのみ採用されていたが、従来車両も塗替えられることとなった。今後数年間で廃車間際の車両を除いてすべて新塗装化する模様。
また、通勤型車両に限らず遠距離線の車両もKTXなどの一部を除いて順次新塗装化される。

新塗装化された5000系。トングリと同様の塗り分けとなった。

龍山にて
龍山にて並ぶ5000系旧塗装車(左)と新塗装車(右)。
5000系トングリのうち従来は緑帯塗装の車両も新塗装に。同時に方向幕のLED化・車内の難燃化も実施。

陶農にて
5000系トングリ塗替え(ステッカー張替え)車両。従来の帯を剥がした跡が目立つ。
安山線・果川線の2000系も新塗装化。ソウル地下鉄4号線系統のラインカラーの水色塗装となった。

大夜味にて
同線2000系トングリも新塗装化。
新塗装化に伴う試運転を行う安山線・果川線の2000系トングリ。衿井で折り返すため、下り本線を逆走。
衿井で並ぶ安山線・果川線2000系新塗装。
同じく衿井で並ぶ5000系(手前)と2000系(奥)の新塗装。
通勤型車両以外も新塗装化改造対象。始興に停車中の慶全線所属のトングン列車9501系。塗替えのために上京してきた模様。
始興で並ぶ京釜線5000系旧塗装(左)と慶全線所属の9501系(右)。なお、9501系は路線に関わらずすべてこの塗装パターンで統一される模様。
7000形機関車(ボンゴ)も新塗装に。ちなみに7000形機関車は日本のEF55のように片運転台車両のため、終点では必ず方向転換をする。写真は2エンド側(運転台と反対側)。

釜山にて


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