ソウル地下鉄8号線

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ソウル地下鉄8号線は岩寺(アムサ)〜牡丹(モラン)間17.7kmを結ぶ路線である。1996年11月23日に蚕室(チャムシル)〜牡丹 間が、1999年7月2日に岩寺〜蚕室 間が開通した。全区間複線。福井(ポッチョン)〜山城(サンソン)間の1駅間は地上区間である。なお、同区間はソウル地下鉄1〜8号線の中で最も駅間距離が長い。また、山城はソウル地下鉄の中で最も深い駅である(地下54m)。

車両は20m車4扉車の8000系で、3M3Tの6連で運転されている。ATO・ワンマン運転が行われている。

ソウル地下鉄8号線8000系1次車。側窓は上半分が内折れ開閉式となっている。基本デザインは5号線5000系と同一。3M3Tの6連で運転されている。(福井〜山城にて)
現在の8000系1次車。窓枠が車端窓を除いて固定窓化された。現在は全ての1次車の窓枠の交換が完了した。
8000系1次車の側面ラッピング編成。
8000系2次車。1次車と比べ前面デザインが変化(非常扉付近の黒塗装化)し、締まりのある顔つきとなった。側窓も1枚になり、外板のビードも省略。窓下帯も白線が入ったものとなった。前面のLED式行先表示機も1次車のものより拡大。
ソウル郊外の福井〜山城間の地上区間を行く8000系。(上:2次車、下:1次車)
深緑の中をゆく。(福井〜山城)
8000系1次車不燃化改造施工車車内。
8000系2次車不燃化改造施工車車内。座席がステンレス化されている。
ドア上の路線図。千鳥配置で2段式LED案内表示機も設置。
側面のSeoul Metroのロゴ。
ソウル地下鉄公社が「ソウルメトロ」に社名変更された後も暫くはこの表記は残存していたが、後に除去された。
しかし、2017年5月31日に発足した「ソウル交通公社」(英名:Seoul Metro)への統合により、デザインは異なるものの奇しくも「Seoul Metro」の文字が復活した。
福井〜山城間の、地上区間の走行映像。

ソウル交通公社8000系1次車走行音(千戸→江東区庁)GEC Alsthom製のGTO-VVVF制御装置を採用している。
ソウル交通公社8000系1次車走行音(夢村土城→蚕室)
ソウル交通公社8000系2次車走行音(岩寺→千戸)宇進産電(東芝)製のIGBT-VVVF制御装置を搭載している。

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