議政府軽電鉄

高層ビルが立ち並ぶ議政府の中心部を行く議政府軽電鉄。

議政府軽電鉄株式会社は議政府軽電鉄(ウィジョンブキョンジョンチョル)の建設・管理・運営を行う鉄道事業者で、GS建設コンソーシアムで構成された民間の株式会社である。当路線はBTO方式(Build-Transfer-Operate)を採用しており、議政府軽電鉄株式会社が開業後30年間の運営権を持ち、議政府市が施設の所有権を持つ。なお、実際の路線の運営およびメンテナンス業務は、仁川交通公社に委託している。

運賃は1,450ウォン均一(Tマネーの場合100ウォン引き)。2014年12月6日より首都圏統合料金制の対象となった。


愛称は「U LINE」(ユーライン)で、議政府の英字表記の頭文字(Uijeongbu)と、「あなたへの、あなたのための、あなたの軽電鉄」の意味をこめたYou(U)に由来する。

議政府軽電鉄は2012年7月1日に鉢谷(パルゴッ)〜塔石(タプソッ)間が開通した。


議政府軽電鉄株式会社 公式サイト(韓国語):https://www.ulrt.co.kr/
議政府軽電鉄 路線図(韓国語):https://www.ulrt.co.kr/guide/guide_01.do

議政府軽電鉄
(路線紹介)

ICカード式普通乗車券(表/裏)
直径3cmのICトークン式。入場時は改札機にタッチし、出場時は改札機の投入口に入れて回収される。ソウル首都圏では初採用(他の鉄道事業者では交通カードを使用している)。デポジットはかからない。
自動券売機
自社線のみ購入可能。機械自体はソウル首都圏の他の鉄道事業者で使用されているものと共通仕様。
自動券売機(モニター拡大)
自動券売機はタッチパネル式で、韓国語・英語・日本語・中国語の4ヶ国語に対応している。画面の仕様もソウル首都圏の他の鉄道事業者と類似しているが、1回乗車券購入のタッチボタン部に「1回用トークン」と記されているところが相違点(他の鉄道事業者のものでは「1回用交通カード」と記されている)。
改札口・自動改札機
各駅に通路幅が広いタイプのものが1機設置されている。有人通路はない。出場時にトークンを回収するため、自動改札機の装置の幅はソウル首都圏の他の鉄道事業者のものより広くなっている。

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