東南アジアの鉄道風景ジオラマ製作

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たまでんクラブ」の企画により、鉄道模型のジオラマ(レイアウトボード)を製作した。ジオラマの規格は長さ600mm×幅450mm(「トミックスジオラマベースボード(M)」を使用)。東南アジアをコンセプトに情景を造り、複線レイアウトを敷設した。

製作に要した時間は約4日。管理人にとって初のジオラマ製作であり、車両改造以上に試行錯誤の連続であった。

「トミックスジオラマベースボード(M)」(長さ600mm×幅450mm)に線路を仮置きした状態。走行上支障がないか、車両を走らせてチェックを行った。今回のジオラマでは、複線のほか留置線1本(20m車1両分)、展示線1本(20m車4両分)を配した。四隅の分岐は、他のジオラマとの接続を考慮したものである(「たまでんクラブ」内で取り決めた規格に基づく)。
配線確定後、線路を釘打ちし固定。その後、線路にマスキングを行った。
バラストと樹木スポンジを撒布したところ。
プラットホームを製作。トミックスのミニホームを使用し、東南アジアらしいカラーリングに変更する。屋根はオレンジに塗装(フィリピン国鉄Metro Commuter区間の標準的な高床ホームをイメージ)。
ホームの柱や柵は緑で塗装(KRL JABODETABEKの駅(Manggarai駅等)をイメージ)。
ホームの床はライトグレーで塗装(コンクリートをイメージ)。
塗装後のホーム。製品の状態では茶色ベースの旧国鉄風のホームだが、派手な塗装に変更したことにより東南アジアらしい雰囲気が出てきた。
線路沿いに植樹を行う。木の種類は検討した結果、有限会社さかつう(さかつうギャラリー)製のマニラヤシを使用した。車両と接触しない位置を確認し、キリを使って木の模型を植えこむ(ジオラマの輸送を考慮して、木は取り外し可能な構造とした)。
植樹完了後の姿。
トミーテック製のジオコレの建物を塗装変更の上配置し、完成。
他のジオラマと接続したところ。
未舗装の道路はリアルサンドで再現。線路脇に物売りやヤギ等の動物を配置すれば更に雰囲気が出るかもしれない。
マニラヤシの並木を行くKRL JABODETABEK(PT.KAI)の103系。Bogor線のUniversitas Pancasila〜Universitas Indonesia間のようにも見えるだろうか?
ホームに停車中の、フィリピン国鉄のキハ52とKRL JABODETABEK(PT.KAI)の103系。
展示線に留置したKRL JABODETABEK(PT.KAI)103系。

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