自作模型車両展示 in JICA横浜

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当サイトにて東南アジア各国(インドネシア・ミャンマー・フィリピン)仕様の自作鉄道模型を掲載していることがきっかけとなり、
独立行政法人国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)様主催の以下のイベントにて模型・写真の展示で協力させて頂きました。

アジア開発銀行×JICA横浜 −国際協力のミライ−
日本の鉄道、アジアを走る。アジアが変わる。

日時 : 2017年3月10日(金)〜6月18日(日) 10:00〜18:00(最終入館17:30)
会場JICA横浜 1F ギャラリー / 2F JICAプラザよこはま
    (JR桜木町駅から徒歩15分、みなとみらい線馬車道駅から徒歩8分)
入場料無料

なお、期間限定イベントとして、ゴールデンウィーク期間の2017年5月3日〜5日に「Nゲージ運転会」、
2017年6月10日に「日本の鉄道、アジアを走る」と題したトークイベントも行われましたので、併せて紹介します。

開催期間中、大変多くの方にお越し頂きまして、誠にありがとうございました。
また、JICA横浜様、東急電鉄様、鉄道史学会会員 斎藤幹雄様をはじめ、当イベント開催にあたり数え切れない程のご支援・ご協力を頂きました。
この場をお借りして心からお礼申し上げます。

イベント会場である「JICA横浜 海外移住資料館」外観。
JR桜木町駅・みなとみらい線馬車道駅から徒歩圏内にあります。
イベント会場全景。
JICAの鉄道分野での協力実績紹介コーナー。
「日本の中古車両 アジアで大活躍!」というコーナーで当方の写真・模型を展示しています。看板にはサイト名入りで紹介して頂きました。
インドネシア・マレーシア・フィリピンの展示ゾーン。
インドネシアの鉄道の展示。
模型は東急8500系(JALITA・旧PT.KAI標準色の2種類)、東急8000系、JR東日本205系(2017年6月10日〜18日のみ展示)、JR東日本103系、東葉高速鉄道1000形を展示しました。
マレーシアの鉄道(サバ州立鉄道キハ8500系)の展示。
フィリピンの鉄道の展示。
ミャンマーの鉄道の展示。
ミャンマーの鉄道技術者(保線員)のヘルメット・安全ベストを着て記念撮影できるコーナー。多くの方が記念撮影していました。
JICAが製作した「未来を築く鉄道整備 ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業」のPRの放映。
(この映像はYoutubeでも視聴できます)
子供向けのコーナーとして、インドネシアのKCJカラーに塗り替えた205系のプラレールで遊んだり、自作の家のペーパークラフトを建てることが設けられました。
なお、プラレールの塗装変更は当方ではなく、JICAのスタッフさんの手によるものです(実車の紹介写真は当方が提供しました)。
イベント開催期間終了間際には、線路際に子供たちが製作した家が建ち並びました。











現地の声として、タイ・ミャンマー・インドネシアの鉄道利用者の等身大パネルも設置。背面の鉄道の写真も当方のものを使用して頂きました。
JICAも携わっているベトナムのハノイメトロ、インドのデリーメトロ等の紹介コーナーもあります。
総合車両製作所(J-TREC)さんのコーナー。タイ・バンコクのパープルライン等も紹介されています。

■「Nゲージ運転会」開催の様子(2017年5月3日〜5日)
2017年5月3日・4日・5日の3日間、ゴールデンウィークイベントとして「Nゲージ運転会」を開催しました。普段は展示している模型をこの3日間限定でご来場の皆様に運転して頂きました。

(「JICA横浜」の公式サイトのこちらのページでも当日の様子が紹介されていますので、併せてご覧ください)
「Nゲージ運転会」の会場。東急電鉄さんの多大なるご協力の下、東急電鉄さん所有の非常に立派なレイアウトを設置して行いました。
レイアウト上に配置した当方の模型。
4台のNゲージコントローラー(パワーパック)を設置し、ご来場の皆様に1人5分間、自由に運転して頂きました。
壁面に設置された大型テレビでは、当方が製作したインドネシア・ミャンマー・アルゼンチンの映像を放映して頂きました。
「Nゲージ運転会」開催中の様子。おかげさまで時間帯によっては長蛇の列ができるほどの盛況ぶりでした。また、普段当サイトをご覧頂いている方々にもお越し頂き、短い時間でしたが直接お話しさせて頂きました。サイト運営者として非常に励みになり、大変嬉しかったです(お越し頂いた方々にはこの場を借りて厚くお礼申し上げます。)

※当イベントの当日の様子は、JICA横浜の公式サイトにも紹介されていますので、併せてご覧ください(こちらです)。

■トークイベント「日本の鉄道、アジアを走る」の様子(2017年6月10日) 一部写真ご提供:独立行政法人国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)様
2017年6月10日、鉄道史学会会員「東南アジアを走るニッポンの廃車両」著書の斎藤幹雄様と、「日本の鉄道、アジアを走る」と題したトークイベントを行いました。

(「JICA横浜」の公式サイトのこちらのページでも当日の様子が紹介されていますので、併せてご覧ください)
当日の受付の様子。
会場の様子。
トークイベントは事前予約制で、先着70名の予定でしたが、参加申請が100名超と定員を大幅に超えたことにより、当初予定よりも大きな会場の「JICA横浜 海外移住資料館」の4階「かもめ」「やまゆり」「いちょう」の3会議室を繋いで実施されました。
トークイベントの会場の一角には、当方の模型運転実演コーナーも設けて頂きました。
当日運転実演した車両は、KRL JABODETABEK(インドネシア)の東急8500系「JALITA」・JR東日本205系・JR東日本103系、サバ州立鉄道(マレーシア)の名鉄キハ8500系、ミャンマー国鉄のJR北海道キハ141系(VIP塗装車)の5編成でした。
トークイベントの様子。当日は92名ものお客様にお越し頂きました。
斎藤幹雄様の講演。ミャンマー国鉄やサバ州立鉄道の話題を中心に、大変貴重なJR北海道キハ183系が稼働していた頃の映像、半年で運休となってしまったヤンゴン臨港線の路面電車の写真、ティラワ駅に留置されているJR東海キハ40系・キハ11形の写真等も織り交ぜて紹介されており、当方もゲストスピーカー側という立場を忘れてのめり込んでしまう程、興味深い内容でした。
当方の講演。インドネシアやミャンマー、フィリピン等の現地事情、及び海外譲渡車両の模型製作等についてトークしました。
インドネシア及びミャンマーについては、当イベント用に特別製作した映像(譲渡車両の日本での引退から現地での再デビューまでを追った映像)も放映しました。
当方によるインドネシアの鉄道事情の紹介。JR東日本205系への行先表示器の現地仕様ROMへの対応、自動放送の整備、車内LCDの追加設置、各駅ホームへの列車情報案内装置の設置、ICカード整備状況等、パネル展示では紹介しきれなった現地最新状況(2017年5月取材分)も交えて紹介しました。
JICA資金協力業務部参事役 兼同部実施管理第一課課長の小泉幸弘様の講演。ミャンマー国鉄やインド高速鉄道の話題等を中心に、JICAによる鉄道技術支援状況について報告されました。
トークイベント終了後の模型運転実演。レイアウトの周辺に数多くのお客様がお集まりになり、当方の模型を鑑賞頂きました。また、多くのお客様と直接お話や質疑応答をさせて頂きました。おかげさまで非常に盛況なイベントとなり、忘れられない一日となりました。心から感謝申し上げます。

JICA横浜イベントのチラシ(表/裏)
イベント会場にて配布されました。
東急電鉄の駅でのJICA横浜イベントのチラシ配布の様子
2017年4月下旬から6月上旬にかけて、東急電鉄の各駅にて当イベントのチラシが配布されました。
(写真は横浜駅にて)
「Rail Magazine Vol.407」へのトークイベント記事の掲載
「Rail Magazine (レイル・マガジン) 2017年8月号 Vol.407」(ネコ・パブリッシング出版、2017年6月21日発売)の
13ページ下段「SPOT EYE」コーナーにおいて、2017年6月10日のトークイベント「日本の鉄道、アジアを走る」に
関する記事を掲載頂きました。
(イベント当日は同雑誌編集長の小野様が取材にいらしておりました)。

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