KRL Commuter Line元 JR東日本103系

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実車紹介 1963年〜84年に3,447両が製造された。JR東日本京葉車両センターに所属していた武蔵野線用の編成(ケヨE21編成・ケヨE27編成・ケヨE20編成・ケヨE22編成)4本が大宮総合車両センターで8両編成から4両編成に組み替えた上で、2004年にPT.KAIに譲渡。4両編成もしくは4両×2編成併結の8両編成で活躍した。2015年12月に運用を離脱し、2016年に全車両が廃車された。

塗装は全般検査の度に変更され、2011年からの4代目塗装ではJR東海風の白地にオレンジ・緑帯のカラーリングになった。また、2014年から引退時まではKCJ標準色の5代目塗装となった。
当サイト内実車紹介ページ 「KRL Commuter Line−元 JR東日本103系」
種車(改造元模型車両)
TOMIX 92097「JR103系通勤電車(カナリア)基本セット」、マイクロエース A0554「103系 武蔵野線・オレンジ・改良品 8両セット」
製作数 4両編成2本(2012年、2014年製作)
加工箇所 ・塗装の変更(車体・床下機器)
・スカートの設置
・両先頭車への女性専用車(Kereta Khusus Wanita)ラッピング
・パンタグラフの塗装(青)
・屋根上に乗客(Ataper)の設置(2012年製造分のみ)

■実車
2011年9月より順次JR東海風の塗装に変更された、元 JR東日本103系(写真はケヨE22編成)。なお、高運転台でJR東海カラーの車両は日本では存在しなかった。両先頭車は紫色の女性専用車(Kereta Khusus Wanita)ラッピングが施されている。

Kampung Bandanにて
2014年5月よりKCJ標準色となったケヨE21編成+E22編成。所属はPT.KAIのままであった。

Duriにて

■製作した模型
車体をピュアホワイト1色で塗装した後、各種自作デカールを貼付していく。
初の試みとして、女性専用車(Kereta Khusus Wanita)ラッピングを再現してみた。写真は貼付途中。
ステッカー貼付が完了した状態(スカートは未設置)。
先頭車1両が完成し、続いてもう1両の先頭車の製作にも着手。
中間車は窓下に東海色の帯を貼る。
(後にドア部分の帯を除去)
4両完成直後の様子。
中間車が単純にJR東海風カラーのまま模型化しただけでは目立たない為、初の試みとして模型用フィギュアを大量に購入して屋根上に配置。賑やかな屋根上となった。
前照灯を点灯して走行。
元 東京メトロ7000系、元 東急電鉄8500系8613F(初代JALITA塗装車)との3並び。
根府川橋梁のジオラマを行くKRL Commuter Line103系。
山間を行く(実車の走行区間は平野・盆地の為、このような光景は見られない)。
2014年、E21編成・E22編成がKCJ標準色となったことを受け、マイクロエースの武蔵野線103系でE21編成を再現することとした。
武蔵野線の103系らしく、前面の運行番号表示窓が埋められた仕様である。先に作成した高運転台車と連結できるよう、先頭の連結器はTNカプラーに交換。
車体全体をピュアホワイトで塗装した後、前面を赤(キャラクターレッド)で塗装すべくマスキングする。
前面塗装完了後。
中間車にはKCJ標準帯、先頭車には女性専用車ラッピングを自作デカールで再現。
完成。他編成と連結する側のクモハ103-105は、実車が前面帯のPT.KAIのロゴを省略していたため、模型でも再現した。
KRL Commuter Lineで活躍するJR車(103系・203系・205系)の並び。

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