ミャンマー国鉄元 JR北海道キハ141系

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実車紹介 札沼線(学園都市線)向けに、1990年〜1995年に44両が導入された。全車両が50系客車(51形)からの改造。2012年・2014年に計22両がミャンマー国鉄に譲渡された。大半の編成はJR北海道時代の塗装のまま活躍しているが、RBE2583(キハ141-8)+RBE5044(キハ142-7)はVIP車塗装に変更されている。屋根上のベンチレータは撤去され、ホイッスルもカバーが撤去された。
当サイト内実車紹介ページ 「ミャンマー国鉄−元 JR北海道キハ141系」
種車(改造元模型車両)
グリーンマックス (GREENMAX)  4575「JRキハ141形/キハ142形 新塗装基本2両編成セット(動力付き)」
製作数 2両編成2本(2014年製作)
加工箇所 ・塗装の変更(車体・床下機器)
・現地車両番号表記追加
・屋根のベンチレーター撤去・撤去跡塞ぎ板設置(なべTEA様に依頼)

■実車
VIP車塗装に変更され、JR北海道711系を彷彿とさせるRBE2583(キハ141-8)+RBE5044(キハ142-7)。Pyinmana〜Tatkon間で毎日2往復運行されている。

Nay Pyi Tawにて
ミャンマーの首都の玄関口、Nay Pyi Taw(ネピドー)駅に停車中のRBE2583+RBE5044。
RBE5044側。

Tatkonにて
Tatkon駅に停車中のRBE5044+RBE2583をローアングルで。
車端部。車両番号はこの編成のみ戸袋部に表記。クリームの帯は妻面まで回り込んでいる。
JR北海道時代の塗装のままミャンマーで活躍するキハ141系。

Koke Ko Koneにて

■製作した模型
実車に合わせてベンチレーターを撤去。ベンチレーターの取り付け穴部分をパテ埋めする。
パテが固まったら、カッターで削って屋根を平滑にする。
実車のベンチレーター撤去部分には塞ぎ板があるので、プラ板を削って再現。
屋根上にホイッスルとベンチレーター跡塞ぎ板を設置。
屋根をライトグレーで塗装。
屋根改造完了後。
(自分に改造技術がないため、ここまではなべTEA様に改造を依頼しました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。)
車体の塗装を行うため、各種パーツを一旦外す。
(ここからは自前施工)
まずは車体をクリーム一色で塗装したのち、赤を上から塗装するためマスキングを行う。
上半分を赤で塗装(どことなく漂う城北線の香り…?)
下半分も塗装。
ジャンパ栓受周りは銀色で塗装されているため、これも再現する。
塗装完了後。
パーツを再び取り付けて、自作の車両番号ステッカーを貼り付ければ完成。なお、床下や連結器は実車に倣ってライトグレーに塗装した(グリーンマックスの製品の状態では黒)。
屋外にて撮影してみた。室内ではなく太陽の下で撮影すると、より発色がそれらしくなる。
JR北海道時代の塗装のままのキハ141系(車両番号貼付前)と並べてみた。
1両を現地に持ち込み、実車と念願の記念撮影。

Tatkonにて
自作したミャンマー国鉄の車両3並び。
製作したキハ141系2編成。JR北海道色の方はRBE2582 (キハ141-7)+RBE5046 (キハ142-9) として車両番号ステッカーを貼付した。
RBE2583。
RBE5044。
RBE2582 (キハ141-7)+RBE5046 (キハ142-9) 。屋根の加工、床下機器の塗り替え、現地車両番号の追加を施した。
RBE2582。
RBE5046。

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