サバ州立鉄道元 名鉄キハ8500系

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実車紹介 名鉄とJR高山本線との直通特急「北アルプス」向けに、1991年に5両が導入された。「北アルプス」廃止後は会津鉄道に譲渡。会津鉄道でも役目を終えたのち、キハ8502とキハ8503の2両は会津若松市内で静態保存されていたが、2015年にその2両がマレーシアのサバ州立鉄道に譲渡された。塗装を一新し、2016年10月より営業運転を開始。現在は主に団体用列車として運行されている。
当サイト内実車紹介ページ 「サバ州立鉄道(JKNS)−元 名鉄キハ8500系」
種車(改造元模型車両)
マイクロエース(MICROACE) A7190「名鉄キハ8500系 5両セット」うち2両(キハ8502・キハ8503)
製作数 2両編成1本(2016年製作)
加工箇所 ・塗装の変更(車体)
・連結器のTNカプラー化

■実車
前面を青と白、側面をスカイグレーとグレーをベースにした塗装に一新したキハ8502。片運転台車ながら、単行運転でも運行される。

Tanjung Aru付近にて

■製作した模型
改造前のキハ8502・キハ8503。
まずは車体の塗装をシンナーで剥離。
全体を白色で塗装したのち、やや複雑な塗り分けを順番にマスキングして塗装していく。
側面塗装の様子。いろいろと検討した末、タミヤカラーの「インターミディエイトブルー」と「オーシャングレイ2」の2色で塗装した。
続いて前面の塗装。青く塗装する部分以外をマスキングする。
前面及び客用ドア塗装後。青塗装はタミヤカラーの「ピュアーブルー」を使用した。
スカートを塗装後、窓ガラス・床下を再度取付け、前面及び側面に自作の「JKNS」(サバ州立鉄道)のロゴマークを貼付した。なお、キハ8503は実車よりも先に塗装変更が完了した。
単行運転を考慮して、妻側の塗り分けも再現。単行運転時の見栄え及び連結面間の短縮のため、連結器は密自連形TNカプラー(品番:0375)に交換した。
屋外にて撮影。
実車よりも先に2両編成による運転が実現した。
1両(キハ8502)を現地へ携帯し、念願の実車との記念撮影。
10個の自動車用汎用品メーターが追加された、特徴的なキハ8502の運転台に模型を添えてみた。

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