05系04F・05F・12F船積み

2011年8月18日〜20日にかけて、川崎市営埠頭にて05系04F・05F・12Fの10両編成3本の計30両の船積みが行われた。これら30両はインドネシア・ジャカルタのKRL JABODETABEK(ジャボデタベック鉄道)に譲渡される車両で、貨物船「HHL HONG KONG」号に積み込まれた。
今回の譲渡で、KRL JABODETABEK(PT. Kereta Api Commuter JABODETABEK)に譲渡された東西線05系は80両(02F・04F・05F・07F・08F・09F・10F・12F各10両)となった。

※写真はすべて敷地外から撮影

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2011年8月20日、船積み最終日。この日は05Fの05-105〜405と12F全車両の、合計14両の船積みが行われる。船積み作業開始前の様子で、写真の一番手前の車両は05-105。
トレーラーに載せられた05-405と05-305が、船の前まで移動。船首では、船名の書き換え(BELUGA SHANGHAI→HHL HONG KONG)のためのレタリング作業が並行して行われていた。
まずは05-405が玉掛け作業に入る。
車体がふわりと浮き、船内に取り込まれていく05-405。
トラッククレーン2基で、05-105を台車ごと吊り上げる。
吊り上げた車両の下にトレーラーが後退し、クレーンを降ろして車両を積載する。
トレーラーに載せられ、船の横まで移動する05-105。
05-105の前にスタンバイしていた、05-205が船積みされる。
いよいよ05-105が船積み。対岸から船積みの様子を観察する。
クレーンに吊り上げられた状態で180度向きを変え、船内に姿を消す。当船は3層構造×2列となっており、1層あたり5両積むことが出来る。
続いて12Fの船積みも開始された。まずは05-012が吊り上げられる。
川崎の市街地をバックに、続々と手際よく積み込まれる12F。1両あたり15分〜20分ペースで進んでゆく。

川崎マリエン展望室より
最後の1両、05-112がトレーラーに積まれる。最初の作業開始から6時間余りが経過。
05-112の玉掛け作業。先頭部には緩衝材が取り付けられた。方向幕は、搬出時は「試運転」を表示していたが、「茅場町」に変更されていた。
スタッフが見守る中、05-112が宙に浮く。先頭車は先頭部のほうが重いため、ワイヤーの長さを車体後部側のほうを長くして水平を保っている。
船の中へ姿を消していく05-112。これを以って、今回の30両分の船積みは完了した。
2011年8月20日、インドネシアのKRL JABOTABEKへ譲渡のため、川崎市営埠頭で船積みされる東京メトロ05系12F 05-112。

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同じく船積みされる東京メトロ05系05F 05-205。

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同じく東京メトロ05系05F 05-105。

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