香港鐵路 港島線
ゴンドン線 / MTR Island Line

香港鐵路(MTR)港島線(ゴンドン線/アイランド線)は柴湾(チャイワン)〜上環(シャンワン)間14駅13.3kmを結ぶ路線である。うち、柴湾〜杏花邨(ハンファーチュン)間は地上区間である。全区間複線(左側通行)で、架線集電方式による直流1,500V電化。軌間は1,432mm。ワンマン・ATO運転を実施している。路線はヴィクトリア湾(維多利亞湾)に沿っている。1985年5月31日に最初の開通区間である柴湾〜金鐘(カムチョン)が開通し、1986年5月23日に金鐘〜上環 間が延伸開業した。地下駅全駅にはプラットホームスクリーンドア(PSD)を設置。(サウケイワン)〜上環間はトラムと路線が並行している。
車両は觀塘線、線、将軍澳線でも使用されているイギリスのメトロキャメル製の「M-Train」電車で、同線には全28編成が所属している。1979年〜86年に製造され、1998〜2001年にかけて全車両が更新された。
現在、2013年の開通を目指して上環〜堅尼地城(ギンネイデイシン/ケネディー・タウン) 間を延伸する計画がある。

林立する高層マンションをバックに快走する港島線のM-Train電車。

杏花邨〜柴湾にて
港島線地上区間では車窓からヴィクトリア湾を一望できる。海の向こうにうっすらと見える山は九龍半島側のもの。

杏花邨〜柴湾にて
香港の象徴である2階建て路線バスの基地をバックに走る。

柴湾〜杏花邨にて
柴湾車両基地(柴灣車廠)の柴湾側敷地端から地平から高架に上る、下り線(柴湾行き)。

杏花邨〜柴湾にて
高架を下って杏花邨駅に入線する、上環行き列車。

柴湾〜杏花邨にて
木々の間から車両を眺める。

杏花邨〜柴湾にて
杏花邨駅を発車した、柴湾行き列車。
港島線始発駅の柴湾駅の様子。
M-Trainの各扉の上に設置されているマップ式案内表示機。
M-Train車内の車体更新銘板。オーストラリアのゴニナン社が担当している。
杏花邨(ホンファーチュイ/ヘンファーチュン)駅に併設されている柴湾車両基地(柴灣車廠)。
保守用の電気機関車。
柴湾車両基地(柴灣車廠)の正門。

港島線M-Train走行音(湾仔→銅鑼湾)電機子チョッパ制御で、制御装置はGECもしくは三菱製である。加速度は3.6km/h/s。
Mc-M-T-M-M-T-M-Mc(6M2T)の8両編成。
港島線M-Train走行音(炮台山→北角)

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