KRL JABODETABEK元 JR東日本103系

JR東海風カラーに塗装変更された、元 JR東日本103系ケヨE22編成。

日本国有鉄道103系は1963年〜84年に3,447両が製造された車両である。首都圏や近畿圏をはじめ仙台、名古屋、岡山、広島、福岡などにも投入された。車体長20,000mm、車幅2,832mm。車体は鋼製。

首都圏で同形式の廃車が進行していたさなか、JR東日本京葉車両センターに所属していた武蔵野線用の編成(ケヨE21編成・ケヨE27編成・ケヨE20編成・ケヨE22編成)4本が大宮総合車両センターで8両編成から4両編成に組み替えた上で、2004年にPT. KAI(PT. Kereta Api Indonesia)に譲渡された。該当車両は日本車両、川崎車輌、川崎重工、東急車輛、帝国車輌で1967〜80年に製造されたもので、2M2T(Mc-M'-T-Tc(ケヨE21編成・ケヨE27編成) / Tc-M-M'-Tc(ケヨE20編成・ケヨE22編成))の4両編成となっている。

現地到着後はスカート・ステップ等の設置が行われ、後に投石避け金網と転落防止幌も追加設置された。また、塗装は当初、武蔵野線色のまま活躍していたが、3度の塗装変更を経て現在はJR東海風の白地にオレンジ・緑帯の塗装を纏っている。

関連ページ:「【鉄道模型】KRL JABODETABEK−元 JR東日本103系」

編成 Mc M' T Tc
形式 クモハ103 モハ102 サハ103 クハ103
ケヨE21 クモハ103-105 モハ102-231 サハ103-246 クハ103-597
ケヨE27 クモハ103-153 モハ102-321 サハ103-210 クハ103-632
編成 Tc M M' Tc
形式 クハ103 モハ103 モハ102 クハ103
ケヨE20 クハ103-815 モハ103-752 モハ102-2099 クハ103-822
ケヨE22 クハ103-359 モハ103-654 モハ102-810 クハ103-384
※2013年3月現在


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