旌善レールバイクレールバイク乗車

九切里駅を出発する。全長7.2km、所要時間45分のショートトリップのはじまり。出発の際は係員が1台1台間隔を調整して出発させる。訪問した日は雨だったため、大半の人が売店で1500ウォンで販売していたビニール製のレインコートを被っていた。
九切里駅を出るとすぐに右手に松川(ソンチョン)が見える。旧旌善線九切里〜アウラジ間はこの松川沿いに敷かれている。レールバイクからの軽やかなジョイント音が山に響く。
しばらく行くとまもなく前方に最初のトンネルに差し掛かる。九切里〜アウラジ間にはトンネルが全部で3つある。
最初のトンネルを抜けると急な下り勾配となり加速する。そして松川を鉄橋で越える。
左手に松川を眺め、レールバイクは第2のトンネルに進入する。
第2のトンネルを抜けると松川の岸に寄り添って走る。この辺りは最も風光明媚なところ。
やがて松川から少し離れ、田んぼの中を行く。
再び松川を渡る。右側の標識には「安全距離維持」と書かれている。
沿線の踏切には警備員がいて、通過するレールバイク1台1台にお辞儀をしていた。
第3(最後)のトンネル。坑門には「アリラン峠」と書かれている。
第3のトンネルの内部。カラフルな照明が施されているほか、スピーカーが設置されアリラン民謡が流れている。
林小川(イムゲチョン)に架かる鉄橋を渡りまもなく前方に巨大な魚の形を模したカフェテリアが見えてくると終点のアウラジ駅だ。
アウラジ駅に到着。右奥に見えているのは旌善線の列車。
アウラジ駅に隣接した、廃車体を改造した魚(オルムチ)の形のカフェテリアの前に並んだレールバイク。

次へ(アウラジ駅・旌善アリラン遊覧列車)

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