台北捷運淡水線・新店線
タンスェイ線・シンティエン線 / MRT Danshui Line & Xindian Line

台北捷運淡水(タンスェイ)線は淡水(タンスェイ)〜中正紀念堂(ツォンツェンチーニエンタン)間23.2kmを結ぶ路線である。従来の台鐵淡水線(台北〜淡水、北投〜新北投)を捷運化の決定を受けて1988年7月15日に廃止にしたのち、建設された。うち、淡水〜圓山 間は地上区間で、この区間は台鐵淡水線の用地を使用している。1997年3月28日に淡水〜中山 間が開通した後、1997年12月25日に中山〜台北車站 間を延伸、そして1998年12月24日に台北車站〜中正紀念堂間が開通した。中正紀念堂駅から先は新店線と直通運転を行っている。

台北捷運新店(シンティエン)線は中正紀念堂(ツォンツェンチーニエンタン)〜新店(シンティエン)間11.2kmを結ぶ路線である。路線は全区間地下。1998年12月24日に中正紀念堂〜古亭 間1駅間が開通。また、1999年11月11日に古亭〜新店 間が開通した。中正紀念堂駅からは淡水線と直通運転を行っている。淡水線・新店線直通の列車の運転系統は淡水〜新店 間(34.4km)である。

車両はC301型、C321型、C371型の6両編成で運用され、ATO・ワンマン運転を行っている。北投〜古亭 間は淡水線・中和線直通の列車と線路を共用し、両系統の列車が交互に運転される。車両は同一なので、誤乗防止のために前面や側面のLED式行先表示の下にラインカラーを示すフルカラーLEDを設置している。淡水線・新店線直通系統は緑、淡水線・中和線直通系統は橙の表示。現在の運転系統は暫定的なもので、将来的には淡水線の列車はすべて2011年開通予定の信義線(中正紀念堂〜象山 間)に直通予定。また、新店線も中正紀念堂からは将来的には小南門線(中正紀念堂〜西門 間)および2012年に開通予定の松山線(西門〜松山 間)に直通予定。現在の淡水線・新店線直通系統は消滅する。

淡水線の地上区間をゆくC301型電車。淡水線地上区間(淡水〜圓山 間)のうち、淡水〜北投 間は地平区間、北投〜圓山 間は高架となっている。

復興崗〜忠義にて
忠義駅を発車するC321型電車。

忠義〜復興崗にて
竹圍駅に入線するC321型。C301型とC321型は外観は似ているが、相違点は前面の塗装(C301型は銀色、C321型は灰色)、非常扉の形状、車体側面のステンレスの加工方法(C321型はダルフィニッシュ(梨地仕上げ))等である。
淡水河沿いを行くC321型電車。

竹圍〜關渡にて
關渡駅を発車するC301型。

關渡〜竹圍にて
台北の都心部をゆくC301型。この区間は淡水線・中和線直通の列車と線路を共用し、両系統の列車が交互に運転される。車両は同一なので、誤乗防止のために前面や側面のLED式行先表示の下にラインカラーを示すフルカラーLEDを設置している。背後には小さく地下トンネルの入口が見えている。

圓山にて
新北投支線、小碧潭支線用に続いて本線用の6両編成のC371型も2006年より淡水線・新店線で営業運転を開始した。

奇岩にて
台北捷運は基本的に右側通行であるが、淡水線北投駅の付近では同駅の配線上の理由から淡水線・新店線系統は上下線の線路が立体交差し左側通行となる。

北投にて
淡水線終点の淡水駅。レンガ造りの美しい外観。
自動券売機の様子。

淡水にて
淡水駅に進入する、同駅折り返しのC321型。
台北捷運で最大級の規模を誇る車両基地である北投機廠。復興崗近辺に展開し、淡水線・新店線・中和線の車両が所属する。また、車両基地のほかに工場の機能も有し、木柵線を除く全列車の大規模な修繕工事(全般検査等)も行う。復興崗駅には同車両基地の職員専用の改札口が存在する。
台北捷運は各駅ともに列車接近の自動放送は一切ない。代わりに地下駅では列車が接近すると、ホーム端に埋め込まれた赤色の電球が点滅する仕組みとなっている。

中正紀念堂にて
七張駅と新店市公所駅のホームの壁には、台北捷運の車両等の写真が数多く展示されている。
各車両の側面に設置されている、LED式行先表示機。誤乗防止のため、その下にはラインカラーを示すフルカラーLEDを設置。写真は新店 行きを示す(「往〜」は「〜行き」の意味)。

淡水線・新店線C301型走行音(士林→剣潭) GTO-VVVF制御で、制御装置はWESTINGHOUSE製。
Mc-T-M+M-T-Mc(6M2T)の6両編成。
扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。加速時および減速時の変調音の多さが特徴。
淡水線・新店線C301型走行音(奇岩→ロ其哩岸)
淡水線・新店線C321型走行音(大坪林→景美) GTO-VVVF制御で、制御装置はシーメンス製。
Mc-T-M+M-T-Mc(6M2T)の6両編成。
扉閉時にはドアチャイムが鳴る。
淡水線・新店線C371型走行音(ロ其哩岸→石牌) GTO-VVVF制御で、制御装置は三菱製。
Mc-T-M+M-T-Mc(6M2T)の6両編成。
扉開閉時にはドアチャイムが鳴る。
淡水線・新店線C371型走行音(七張→大坪林)
淡水線・新店線C371型走行音(新店→新店市公所)
淡水線C301型走行動画(剣潭駅にて) 夜の剣潭駅に入線するC301型。

関連ページ:台北捷運淡水線・中和線

台北捷運(台北MRT)トップに戻る