平壌市無軌道電車(トロリーバス)

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千里馬銅像の前を走る平壌駅-蓮池洞線のトロリーバス。

平壌では「無軌道電車」(ムゲドジョンチャ)と呼ばれるトロリーバスが現在9路線運行されている。総延長は56.7km。運賃は5ウォン均一で、軌道電車(路面電車)・路線バスと共通運賃制(乗り継ぎが可能)を採用している。

1962年4月30日に平壌駅〜工業農業展覧館(現:蓮池洞)が開通し、平壌駅前にて開通式典が行われた。その後も各路線の建設が進み、直近では1993年3月5日に西平壌〜西浦 間が開通した。なお、紋繍〜楽浪 間の路線は輸送力増強のため軌道電車2号線(紋繍-土城軌道電車)として切り替えられる等、これまでに一部路線は廃止されている。その一方、2014年頃には軌道電車1号線の一部(船橋-松新軌道電車)を廃止し、無軌道電車の路線として再開業している。

電化方式は直流600V。車両はこれまでに15車種以上が導入された。火力バス停付近にある「平壌無軌道電車工場」で製造された車両が大半を占めるが、一部は1980年代に導入したハンガリーのIKARUS社製の車両も活躍する。2011年より新型連接バス「千里馬-091型」が平壌無軌道電車工場で量産されている。

外国人が通常乗車できる区間は、平壌駅-蓮池洞線の平壌駅(ピョンヤンヨッ)〜友誼塔(ウイタプ)間6.2kmに限られている(原則貸切車両に乗車する)。

(路線図:管理人制作)

平壌駅-蓮池洞線
紋繍-2百線
寺洞-1百線
西平壌-平壌駅線
火力-西平壌線
凱旋門-黄金原線

停留所標識
停留所名(写真は「平壌駅」)、その下に運行区間(平壌駅-西平壌)が書かれている。
基本的なデザインは軌道電車(路面電車)のものと同一だが、車両のピクトグラムがトロリーバスになっている。

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