平壌〜北京間国際列車平壌→定州

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(路線図:管理人制作)

平壌駅構内の留置線にて入換を行う、平壌発北京行きの国際列車。
平壌駅1番線に推進運転で入線する。客車は機関車側(写真奥)から順に、北京行き(タチム30型)2両、丹東行き3両(中国国鉄25B型2両+タチム30型1両)、食堂車、新義州行き(タチム30型)2両の8両編成である。
平壌駅1番線ホームに停車中の列車。
ドア付近は乗客と見送る客などでごった返している。
自分の寝台に乗り込む。日本から最も近い場所で運行される国際列車に揺られ、平壌から北京までの丸1日かけての長旅が始まる。
列車は平壌駅を定刻に発車し、平壌を後にする。
西平壌(ソピョンヤン)〜西浦(ソポ) 間で見かけた内燃機関車。車両番号は「新星(セビョル)3223」と書かれているのが確認できる。
間里(カルリ)駅の様子。多数の機関車や貨車が停車している。
間里駅に停車する赤旗6号。
間里駅に停車中のBJ(北京)型。中国国鉄からの譲渡車両で、2002年以降に譲渡された模様。
間里駅付近には白い外壁の一軒家の集落がある。
間里駅より西へ分岐する平羅線(平壌〜羅津 間)の線路。
平義線の沿線には田畑のほか、低層のアパートも所々建てられている。
順安(スナン)駅の駅舎。
順安駅は平壌国際空港(現地名:平壌国際飛行場)の最寄り駅で、駅と空港の直線距離は800m程である。
車内で販売される弁当。平壌駅発車直後に注文を取りに来る。食堂車で調理し、部屋まで届けてくれる。価格は50人民元。
孟中(メンジュン)駅に停車中の貨物列車。BJ(北京)型が牽引。
孟中〜雲田(ウンジョン)間の大寧江(テリョンガン)に架かる橋。全長約940m。現鉄橋の西側には、複線時代の鉄橋跡(橋脚)とその前後の盛土が残されている。
鉄桁には朝鮮戦争の時のものと思われる銃弾の跡が無数に残る。
山の中腹には「先軍朝鮮の太陽、金正恩同志万歳!」のスローガンが掲げられている。
雲田の街並み。
雲田駅構内に停車する赤旗5416号機。
赤旗313号機。片側の先頭にのみ運転台を持つ独特な形状。
312号機。センターキャブで、キャブ上にパンタグラフを備える。
雲田駅構内の、事業用と思われる客車。
事業用車の中に朝鮮総督府鉄道局(鮮鉄)の客車と思われる車両を発見。丸みを帯びた屋根が特徴(形式不明)。
その後ろに連結されている事業用車は朝鮮総督府鉄道局(鮮鉄)のハ9形客車と思われる。同型車両は韓国の臨津閣にも保存されている。
雲田駅の駅舎。
古邑(コウプ)駅の駅名標。駅名標には両側の駅名とともに、下端に駅の所在地が記されている。
古邑駅の駅舎。
平壌駅を出て2時間45分、列車は定州(チョンジュ)駅に停車した。
定州駅に停車する貨物列車。牽引機は電車型機関車(車内にロングシートを備える機関車)の赤旗900-01。
定州駅の駅名標。駅の所在地表記は「平安北道定州市」。
平壌駅に推進運転で入線する、平壌発北京行きの51列車。

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平壌〜新義州 間225.1kmを結ぶ平義線の全区間の車窓(側面展望)。平壌の市街地を過ぎると、広々とした大地が広がっている。列車は時速60km程度で走行。駅にはたくさんの列車が止まっている。以前は複線であったため、路盤や橋脚の跡が所々確認できる。

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